!粗行列から行列を求める 粗行列も行列も同じ行列だが、粗行列は行数、列数に比べて要素数が異様に少ないため、ゼロばかりの行列である。 データとしては、ゼロ以外の値を座標と共に持つほうが容量を節減できる。 すなわち、 行 列 値 1 10 5 100 7 2 ・・・ などのようなデータの持ち方である。 これを普通の行列に戻すには、 d = read.table("clipboard", header = T) Matrix::sparseMatrix(i = d$行, j = d$列, x = d$値) とすることで通常の行列が得られる。 行の見出しに勘定科目番号、列の見出しに取引番号などの場合、ほとんどの勘定科目は空欄なので、粗行列の型式のほうがデータが少なくできるし見通しが良い。しかし演算するに当たっては通常の行列のかたちにするために、上の方法が用いられる。