!とりあえずグラフを描く 分析の第一歩に踏み出す前段階として、データの全体像を把握したいと考えるのが自然である。 「とりあえず」と言いながら強力なグラフ機能が、plot()だ。 :plot():データをグラフにプロットする plot(X軸のデータ, Y軸のデータ, main = "グラフのタイトル", xlab = "X軸の見出し", ylab = "Y軸の見出し", sub = "グラフのサブタイトル", pch = 9, // グラフのポイントで使われる図形の形 col = "red", // グラフのポイントで使われる図形の色 col.main = 604, // グラフのタイトルフォントの色(RGB指定) cex.main=1.5, // タイトルフォントの相対サイズ cex.lab=0.8, // 軸見出しのフォントの相対サイズ cex.axis=0.9 // 軸(数字)のフォント相対サイズ ) :par(): グラフの設定パラメータについては、?parでヘルプを見るのが最速だ。 :動的パラメータ: データに応じてパラメータを変更したい(例えば、男は青、女は赤にするなど)場合には、変数に式を代入する。 col = ifelse(data$sex="男", "blue", "red") # 男の場合は青、そうでなければ赤としてプロット pch = c("M","F")[unclass(data$sex)] # 1はM、2はFとしてプロット !応用 plot()関数ひとつだけでも、変数の取り方(一変数、複変数)や変数オブジェクトのクラスによって、いろいろな表現方法ができるので、ぜひともマスターしたい。 (研究中) *[R-Source|http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r/50.html] !注意 グラフを描くコツとして、一度にきれいに作ろうとしないこと、グラフの表現をシンプルにして解釈を明らかにし、不用意に飾り立てないことには注意が必要だ。 :参照: * abline() * curve() * geom_point() * geom_jitter() {{category グラフ作成}}