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with()

auditR

テーブルやデータフレームを指定する

コーディングをする際に、df$var1とか、df[, "var1"]という記述は煩雑なうえに、可読性が悪くなることがある。

そこで、処理の対象とするテーブルが決まっている場合には、with()関数で指定しておけば、わざわざ入力する煩わしさがない。またsubsetと組み合わせることで、処理範囲を限定した処理も可能。

但し、処理しているテーブルがどれかわからなくなったりする欠点もあるので、あまり広い範囲に及ぶ形では使わないほうが良いのだろう。

 with( subset(dataframe, var1<100), plot(x, y) )
 ※ dataframeの列var1が100未満のレコードに対して、散布図xyを作成する。

といった使い方が可能。

テーブル操作に便利そう

with(airquality, table(Month, Temp<65))

の結果は

Month FALSE TRUE
   5    17   14
   6    30    0
   7    31    0
   8    31    0
   9    28    2

[オブジェクト操作]


Last updated 2017-11-15 | auditR (c) N.Nawata