{{category QP-21}} 今日は天気が悪いという予報だったので外出はせず引きこもって昨日購入したQP-21の製作に入りました。 前回は、「短波CW送信機の実験」で購入した7MHzCW送信機の製作に失敗しているので、今回はその二の舞を演じたくはありません。慎重に進めます。 回路図を昨夜からじっと眺め、ほぼ構造を理解して、まずは部品の点検です。 一通り揃っていました。 半田づけにあたっては、VXO回路からブロックごとに順番に作っていき、ブロックができるごとに発振を確かめるという方法で進めました。この方法は、今井OMが著書やホームページで推奨されている方法で、実は前回のCWの際はこれを知らずに、一気に半田づけをしてしまったため、発振不良の原因がどこにあるのか分からないまま終わっています。 前回作ったRFプローブもジャンクの箱から引っ張り出して、VXO発振のチェックです。どうもかなり弱いですが少しは針が動きます。 次に緩衝増幅、電力増幅と、発振を確かめながら進めていきました。同時に電流も調べるという慎重なすすめかたをしましたところ、最終段では針が振り切れるほどでした。 発光ダイオードをループ状にしてコイルに巻いて発振させると、ダイオードが光るということも初めて知りました。 自分のラジオで周波数を21MHzに合わせてKEYを繋いでみると、なんとピーという音が聞こえます。クリスタルが21.03MHzですが、21.026から21.032くらいの間で音が聞こえます。初めて聞くクリスタル発振の音には感動しますね。うれしくなって、 V V V Vと連打してしまいました。 欲張って、前回失敗した7MHzのCW送信機も同じ要領でチェックしてみました。やはりコイルが割れているためか、インダクタが焼けてしまったのか、VXOが発振してくれません。XTALをQP-21に刺してみると発振していたので、問題は他にありそうです。 とりあえず今日はQP-21の駆動でよしとして、次回は、ケースとキーを作ることにしましょう。