運用日誌/2012-06-10

[CW7M送信機]ここのところ毎週末を費やして原因を分析していったCW送信機ですが、遂に無線機として機能するようになりました。

原因はやはりトランジスタの破損のようでした。破損といっても、ネットに載っているチェック方法では特に壊れていると判断できたわけではありません。

  • ベースからの電流は半導体になっているので逆方向には流れない
  • コレクタとエミッタに電流計をつないで、コレクタとベースを指や1k程度の抵抗でショートすると、電流が急に流れる

という2点を確認したところ、問題はありませんでした。実は、本当に壊れているかどうかはチェックして確認したわけではなく、触っているうちに足が折れてしまい泣く泣く他のものに取り換えたら動いたということでして・・・。

同じ型のトランジスタがないので比較的出力がありそうな、2SC3422をつけてみたところ、「ををを」、発振し始めました。

この発振のチェックにはRFプローブが役に立っています。初めの頃はどの程度の出力で発振するかなどさっぱりわからなかったので、RFプローブ自体が機能しているかどうかさえ疑心暗鬼でした。しかし、一回誤ってバッテリを接続してしまい、整流ダイオードを瞬間的に発光ダイオードにするほど閃光させて、なにか開き直ってしまい、新しいものを作りました。

次はケース作りですね。

こちらは、前回作ってあっという間に動いたQP-21と一緒に組み込んで、ひとつのCW送信機とし、受信側はBCLラジオにするよう思案中です。