運用日誌/2014-10-05

[2mCW2014]

2mCWの設計を始めました。

考えてみると2011年から自作を始めて以来、いまだ完成(交信)に至ったものは一つもありません。

たしかに、いきなりSSBをやってみようとか、CWとDSBとを一緒に動かそうとか、いろいろと欲張ったので、ちょっとしたところで行き詰まっていることが多いです。

今回は、シンプルにCWに特化します。これまでにも7Mと21MのCWは作りましたが、アンテナがないので運用実績がありません。

いつまでもCWをやらないと、つまらないので気軽にできそうな2mCWに挑戦です。

なぜ2mかというと、アンテナが比較的簡単に作れることと、FMではほぼ無法地帯と化している2mでも、CWやSSBは比較的空いていると考えられるからです。

発振の原理

発振も混合などせずに、18*8か16*9で144を取り出して上で発振させるようにしてみます。

インダクタをつけるとXTAL(LとCを直列にもつ)を含む回路のLCの値が上がることにあるので共振周波数fが下がります。逆に、コンデンサをつけるとCが減るので共振周波数fが上がるという原理のようです。

なので、バリキャップを入れて周波数を変動144+αさせるようにします。このプラスαがどこまでとれるかが、CWの運用幅を決めてしまいます。

表示周波数よりも下側で変動させたければ、一旦、Lを入れて下げてからCを入れて調整するということですが、表示数端数よりも上側で変化させたければ、そのままCを入れればよいということになりますね。

ただし、XTALに対して並列にCをつなげば、おそらく共振数端数は下がるのではないかと考えられます。

このあたりは実験的に解明するしかありません。XTALの個体差はかなりあるようです。