簡易バランスシートの作成
以上の議論を経て分かることは次のとおりです。
- 月次決算では、売上・原価に関わる債権債務を認識しなければならない。
- EBITDAによりCFを管理できるが、債権債務の収支バランスを把握し監視しておく必要がある。
- また、EBITDAが対象とする原価には設備投資に回されるリソース部分は含まれていない。このため、特に債務の認識の必要性から設備投資も掌握しなければならない。
つまり、最終的には、資金、取引債権債務、設備、金融債務などが計上された、簡易なバランスシートが作成できることになります。またこれが作成できなければ、どこか片手落ちであり月次決算を行ったことにならないことが分かります。
2004年05月03日
最終更新時間:2007年12月01日 15時11分08秒