月次業績の把握
月次業績とは言うまでもなく月次の損益情報の把握です。
ここでは、経常利益や営業利益を求められれば一番ですが、通信事業は設備の償却費が固定費として多く発生するため、月次レベルでは管理不能費である減価償却などは控除して、EBITDAまでを算定することを目指します。
EBITDAとは、Earnings Before Interst, Tax, Depreciation and Amortizationの略で、金利/税金/償却除却費控除前利益と訳されます。簡易なキャッシュフロー概念といってよいでしょう。EBITDAを算定するには、減価償却などは除外できますが、売上債権や支払債務をきちんと認識する必要があります。
つまり、Working Capital の増減としてEBITDAが使用されていると考えればよいわけですから、月次の損益情報がきちんと把握できれば、Cash Flowも容易に把握できます。
2004年05月03日
最終更新時間:2007年12月02日 15時32分10秒