{{category 6mDCS}} 昨日、とりあえず過剰電流は対処できたけど増幅回路として機能しているかどうか納得感がないという点について、今日、昼食を一人で採りながら(神田でちゃんぽん!)考えていました。「病膏肓に入る」とはよく言ったもので、無意識に考えているところが病気のようです。 ちゃんぽんを一口入れて、ふと閃いたのは、どうしでベース側の抵抗値10kがコレクタの抵抗値22kより小さいのだという単純な問題です。回路図が頭に残るようになってきました。この点、自分の学習効果ということで。 当然、ベース側の信号をコレクタで増幅するわけですから、単純に考えても、増幅率の逆数で抵抗値が決まっていなければなりません。 うーむ。 気になりつつも午後は仕事に集中し(本当です。緊張していると遊びのことは忘れています。)、帰宅して再度思い出し、計算し直してみました。この点、計算根拠を製作ノートに残してあるので、どこに誤りがあっても発見は容易です。製作ノートをつけろというのは、今井OMの本のアドヴァイスです。 わかりました。 また、桁を誤っていました。コレクタ側に流れる電流と抵抗の関係は、 12V÷240mA=0.05kΩ→50Ω これを50kΩと勘違いしていました。相変わらずの早とちりです。 一方、ベース側の電流はhFE=200としても、抵抗はその逆数ですから200倍あるはずで、 50Ω×200=10000Ω→10kΩ です。こちらは正解でした。 回路図に数字を書き込んで電流を考えれば、キロレベルの抵抗などあり得ないのですが、計算して出てきた結果を正しいと信じて、大雑把に考えるということをさぼった結果です。 いい教訓を得ました。 分かってしまうと、半田ごてに火を入れて直ぐにでも対処したくなるのですが、平日なのでここは我慢です。