{{category 6mDCS}} 昨日のバイアス電流の設定方法を参考に、ブレッドボードで実験をしてみました。 相変わらずアナログテスタが壊れているので困ります。針が触れるのは感覚的にその勢いで電流の値が読めるのでとても気に入っているのですが、正しい値をささないのは困りものです。 9Vの006Pを繋いでベース抵抗10kとしてみたところ、0.56mAのベース電流に対し、145mAがコレクタ電流でした。つまりhFEは258ということです。 また、ベース抵抗を30kに換えて実験したところ、0.23mAのベース電流に対し、55mAがコレクタに流れます。hFEは240です。 こうして見ると、ベース抵抗が3倍になっても電流は必ずしも3分の1というわけではなさそうです。一方、hFEは比較的安定しているものの、やはり変動があることが分かりました。 また、通電して触ってみると、だんだんと熱くなってきて、電流値も一緒に上がってきます。どの程度が許容範囲なのかは分かりませんが、いわゆる暴走状態がありうることを示しているので、放熱対策を考えねばなりません。電流帰還回路が熱に対しては比較的安定しているということなのですが、どうなのでしょうか。