運用日誌/2013-08-24

 今日明日はハムフェアです。

昨年はいけなかったので、今年は万難を排して行くことに。

一昨年より会場は賑やかでした。

会場左がメーカー展示ブースなどで、右側がクラブ展示という構成は例年通りなのでしょうか。

まず、JARLのブースでQSLカードを提出。すぐ側では、自作コーナーがありましたが、ほとんど終わっており、何を作っていたのかはわかりません。

ヤエス、ALINCO、ケンウッドのブースで新商品を見るも、あまり魅力がありません。というのも、ハンディ機は既に持っていますし、固定機は自宅では使えないからです。とはいえ各メーカーさんも狭い市場をターゲットに色々と目新しい商品を開発されています。

それでもヤエスのロゴが入ったキャップをいただきました。会場内でも被っている人が沢山みられましたが、私の頭のサイズには少し小さかったようです。さらにはJARDのブースでトートバッグをゲット。前回のものより生地が薄くなっており、コスト削減の煽りでしょうか。

CQ出版で新刊をいくつかチェック。

アンテナの自作関係と、SDR関係の本がありました。重いので購入は見合わせましたが、近日、書店で再度ゆっくり見ることにしましょう。

QSLカードも100枚注文してきました。

 メーカーブースは一通り見終わり、クラブブースです。

今回は、CWとQRP関係のブースに声をかけて行きました。

KX3の本物に

初めて触ることができて感激。傍にあった30Mまで対応の磁界ループアンテナが小さなカバンに入るサイズで組み立てられるというのもわかり、ますます食指が動くことに。

6mAMのロールコールの席では、

ハンディ機でAM使う時の対応について教わりました。あまり出力を上げると、受信側が聞こえないようです。アンテナは夜な夜なマンションのベランダから突き出して、壁との距離を上手にとれば(離せば良いということではなく)反射もうまく捉えてFBな交信が可能になるそうです。ロールコールへの参加も促されました。

CWの席では、

東日本大震災でCW使って消息を確認した話などを実際の経験者から伺いました。CWではバッテリさえあれば簡単な設備でかなりの距離が稼げるので、災害時には活用できるとのこと。入り口は自分のコールサインが聞き取れるかどうかなので、どんどん電波を出してくださいと励まされました。う〜ん。

JR8DAGさんのブース

ではご本人は不在でしたが、ケーシングが色々工夫されている作品の数々を拝見することができました。KZNさんはQRPのブースで作品を出されており、WEBで紹介されている写真よりも一層すばらしい作品であることがわかります。

8N1SEAという特別局のブースでは、海上無線関係のクラブかなと思って声をかけたのですが、SEAとは元々は東南アジアの意味で、海上船舶の発するアマチュア無線帯域14MHzの電波をハムが受信して海賊などに対応している時代があったというお話を伺い、そういう活躍もあったのかと感心。

大学が出しているブース

では、10センチ角の人工衛星の紹介がありました。ハム用の人工衛星を秋葉原で売っている部品を使って開発し、ロケットに相乗りさせて600kmの軌道に乗せるそうです。90分で地球を一周するという軌道らしいので、相当なスピードで回っていることになりますね。1年くらいの運用期間があり、起動情報もネットで公表されるとか。日本大学、東京大学、筑波大学などの学生がいました。おとなしい学生さんばかりでしたが、ハムはされていなさそうでした。