運用日誌/2013-12-22

[6mDCS2013]

OSCが不安定なのでXTALを替えました

36Mという表示のついたXTALをOSCに使っていたのですが、これは12Mを逓倍したものです。調べていくと、12,24,36,48,60,72まで逓倍波が発生しており、フィルタ回路が全く機能していません。

そこで、以下の対応を取りました。

  • エミッタ抵抗を300から1kにして出力を下げた。これで、8mAあった消費電流が4mAに半減しました。
  • XTAL自体を18MHzの逓倍に変更しました。
  • 図面にはあったのですが、XTALのGND側に20pのトリマコンデンサを入れ、さらに1uのインダクタを入れてみましたが、不安定なので10uにしたら何とか綺麗に出るようになりました。
  • 相変わらず、36,54,72と発振するものの72はかなり弱くなっています。

これでOSCは36MHzが採れるようになったので、スプリアスはあとでフィルタなどで対応を採ることにします。ついつい楽しくなったので、18Mの信号をラジオで受信してモールス符号の練習もどきをしてしまいました。

さらに昨日までに作った受信側の回路に、ANTから50Mの信号を入れ、OSCの36Mを繋いで14Mの信号を拾ってみました。あ〜という声が綺麗に入っています。