今日は雨です。桜の木の下で花見をしながらのQRVに憬れますが、この時期の桜は「公共物」なので独占しては申し訳ないので、ついつい遠慮してしまいます。
そうこう言っているうちに、桜は散ってしまいました。
今日は武蔵野市の桜祭りが武蔵野市民公園で開かれますが、雨の上に桜も散っているので、お祭りとして盛り上がるかどうか。
しかし、その隣の武蔵野通研が一般開放（平素は平日のみ）されて、面白い展示物が見られるようです。
＜手動電話交換の実演＞ OB運営サポーターが復元した、「磁石式手動交換機」の実演をご覧いただけます。
武蔵野桜祭りに合わせて特別オープンしたNTT技術資料館に行ってきました。通信の歴史がよくわかりますが、かなりプロ向けの展示もあって、知識がある人の方がむしろ楽しめそうです。
必然的（?）に足は伝送技術とか無線技術のところに行ってしまうのですが、アンテナの展示は中継とか移動局のものが中心でした。「無線局工事設計図」に似たような解説などもあり、日頃の勉強が少しは役に立ったかな。
モールス信号器の展示は、トンツーを山谷の型紙にしたものを動かすことで回路を開閉させる仕組みで、活字を組むように文字を最初に設定する必要があることから、電鍵に比べると使いにくそうです。
いろいろ見て回って、アナログとデジタルはやはりまったく違う技術なんだと実感しました。黒電話を久しぶりに触って童心に帰りました。