運用日誌/2023-02-17

お城でCQ

旧知のメンバーで久しぶりに集まろうということで、別府に。

その前に、大分空港から路線バスに乗って杵築城を見学。

途中で、AM放送アンテナと思われる設備を見つけたのですが、後で調べてみたら、OBS大分放送杵築ラジオ送信所でした。

町並みや歴史にも関心がありますが、お城といえば見晴らしがよく無線家にとってはまたとないロケーションでもあります。

ワッチしながらまちなかを歩きましたが、不法局が駄弁っているだけでハムの交信は聞こえませんでした。平日午後だからということもありますが、明らかに車で移動しながら電波を飛ばしているのがわかります。

見晴らしの良いところでCQを出してみましたが残念ながらNM。

初めてのレピータ

その後JRに乗って別府に着いたら、風呂に入り宴会も終わって部屋に戻ってからしばしワッチ。地元の方言混じり(といっても自分も近いので懐かしさあり)のQSOが聞こえるのはやはり出先ならでは。

2mと430でCQを出しましたが静かでしたので、カバー範囲を広げてレピータを探ってみたら声が聞こえてきましたので、使い方がわからないままCQに応答してみました。

別府赤十字奉仕団JF6ZRT/6の通信訓練を毎週金曜日夜にされていて、使うことによって無線機の調子を確かめたりすることで、いざというときに無線が役に立つという考え方だそうです。

レピータが地元に根付いているということを実感しました。またそれを普段から運用していないと、いざというときのネットワークとして機能しないということも大事ですね。

初めてレピータを使ったのですが、噂に聞いていた邪魔が入るとか、最初にトーン信号を送らなければならないなどはありませんでした。

使ったレピータはJP6YDV鶴見岳RPTでOPはJF6CHA局長さんでした。

別府市は海辺の温泉地で直ぐ背後に山が迫っていてそれが鶴見岳ですが、標高1300m程度あるとのことなので障害物は何もありません。

とてもキレイに聞こえてきました。おそらく九州一円と四国、山口/広島あたりまでをカバーしているのではないでしょうか。

一つのコールで、3つのコールサインを記録するのも初めてかもしれません。