{{category アンテナ}} 私が使っている4エレループアンテナは、[グローバルアンテナ研究会のサイト|http://ja1ywi.web.fc2.com/index.html]で見つけたものを参考に自作しました。 このアンテナの工夫されているところは、ループ部分に難しい加工を施すのではなく、ゼンマイ式ばねに用いる帯鋼を使用しているところでしょう。丸めればきれいな円形になりますし、取り外せば元の直線に戻りますので、取り扱いが楽です。しかも価格が安い。ハムフェアで原価にて譲っていただきました。 材料の中で最も高価なのが、BNC接続端子ですから、製作コストは1000円未満です。 もう一つの特長としては、持ち運びが容易ということでしょう。ビームも安い建材を使っていますので、帯鋼を取り外せば長い棒のように束ねて持ち歩くことができますので、自転車移動の私にはぴったりです。 運用上で便利なのは、指向性のあるアンテナでキレがいいところですが、ループの方角だけでなく偏波面を変えることができるのはビルの反射波をつかまえる時などに威力を発揮します。実際に偏波面を少し変えるだけで、Sメータはかなり振れています。 ビームはサイトの説明通り、カフセという建材を使ってみましたが、後日、秋葉原を散策していたところ、ICチップケースが置いてありまして、次回はこれを使ってみようと考えました。というのも、同じくプラスティックであるだけではなく、両端にゴムのキャップが付いているので、それを外せば帯鋼を中に入れて持ち運ぶことができると考えたわけです。