フォークヘンテナは、ヘンテナの派生系で、ループ型ではなくフォーク型をしています。ヘンテナと同じく長方形ですが、ヘンテナが長編が半波長、短辺が3分の1波長であるのに対し、フォークヘンテナはその半分で、長辺が1/4λ、短辺が1/6λです。
λ | 435MHz | 145MHz | 摘要 |
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1 | 0.690m | 2.069m | |
1/2 | 0.345m | 1.034m | ヘンテナ |
1/3 | 0.230m | 0.690m | ヘンテナ |
1/4 | 0.172m | 0.517m | フォーク |
1/6 | 0.115m | 0.345m | フォーク |
しかも、フォーク型の名の通り、短辺の給電点から離れたほうがありません。つまり、縦にしたときの上辺の部分がありません。このためサイズがヘンテナの半分しかなく、とても気軽に持ち運べます。山での運用などにぴったりではないでしょうか。
しかも両側のヌル点はあるものの、それ以外には指向性があまりないので、ブロードな特性を持っています。
バランの代わりにシュペルトップで平衡不平衝を調整しています。
欠点があるのは、形がフォーク型なので構造的に安定していないということですが、多少歪んでもSWRには影響が出ないようです。
参考サイトフォークヘンテナ