430フォークヘンテナ

[アンテナ,自作]

フォークヘンテナは、ヘンテナの派生系で、ループ型ではなくフォーク型をしています。ヘンテナと同じく長方形ですが、ヘンテナが長編が半波長、短辺が3分の1波長であるのに対し、フォークヘンテナはその半分で、長辺が1/4λ、短辺が1/6λです。

λ 435MHz 145MHz 摘要
1 0.690m 2.069m
1/2 0.345m 1.034m ヘンテナ
1/3 0.230m 0.690m ヘンテナ
1/4 0.172m 0.517m フォーク
1/6 0.115m 0.345m フォーク

しかも、フォーク型の名の通り、短辺の給電点から離れたほうがありません。つまり、縦にしたときの上辺の部分がありません。このためサイズがヘンテナの半分しかなく、とても気軽に持ち運べます。山での運用などにぴったりではないでしょうか。

しかも両側のヌル点はあるものの、それ以外には指向性があまりないので、ブロードな特性を持っています。

バランの代わりにシュペルトップで平衡不平衝を調整しています。

欠点があるのは、形がフォーク型なので構造的に安定していないということですが、多少歪んでもSWRには影響が出ないようです。

参考サイトフォークヘンテナ

フォークヘンテナ