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異常値の変更点

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!異常値


監査においては、通常の取引形態では発生しえないような金額や取引条件が検出された場合、これを「異常性がある」とか「異常値」と呼びならわしている。

しかし、そもそも「異常」という言葉には「通常ではない」という以上に「正常ではない」(=なんとなく悪い)という価値判断が含まれており、単に特に大きな値を短絡的に「異常」と決めているわけではない(つまり用語の定義が曖昧なのである)。
しかし、そもそも「異常」という言葉には「通常ではない」という以上に「正常ではない」(=なんとなく悪い)という価値判断が含まれているが、監査の現場では実際には特に大きな値を短絡的に「異常」と決めているわけではなく(つまり用語の定義が曖昧なので)、これに基づいて詳細に内容を検討するきっかけとするという意味で用いているに過ぎない。

これに対して、統計では「外れ値」と「特異値」という考え方がある。
監査手続上は、異常値を「異常だ」とするのは、判断事項であり、機械的に異常性が定められているわけではない。「不正の兆候」などとも同様の考え方である。

これに対して、統計では「外れ値」と「特異値」という考え方があり、監査で異常値と呼んでいるものの考え方を明確に説明している。

{{include 外れ値}}

{{include 特異値}}