運用日誌/2024-05

2024-05-16

ハンダ付けのチェック

自作で失敗するのはハンダ付けのミスに気が付かないことです。

だいたい自分でやった作業は問題ないと考えたくなるものですが、一方で自分で間違いを探すのはなかなか難しい。

そこは第三者の力を借りたいということで、JH1LHVさんにも尋ねてみましたが、やはり変に回路を触るよりはまずは半田などの基本的なところをチェックすべきと。

そこで、今日は次のような作業をしました。

  • GNDと繋がっているパーツの電位が0であることと、パーツの足の反対側がGNDと絶縁されていることの確認
  • レギュレータ電圧の確認
  • Vcc電圧がかかっているパーツの電圧の確認

いずれも問題なし(のつもり)でした。

エンコーダやスイッチの周辺を疑っていたのですが、電圧には特段の違和感はありませんでした。

こうなってくると、部品の極性正負の方向の間違い、値の間違いが考えられますね。

極性があるのはダイオードと電解コンデンサですが数は少ないので目視に拠る確認は難しくありません。

値の違いはどうすれば見つけられるのでしょうか???

2024-05-15

FW適用の不具合

一応整理しておきますと、

1.02i

メニュ画面は出てくるが、メニュの変換やエンコーダの挙動に不具合がある。具体的には、メニュが切り替わらなかったり、エンコーダを回しても画面が切り替わらない、回転と値の上下が逆になる。

1.02w

IDEのバージョンが古いというメッセージとともにコンパイルエラーが出る。

ソースの該当箇所をコメントアウトするとコンパイルはできるが、ATmega328Pにロードしても、起動してくれない。

1.02x

コンパイルはできるがロードしても起動してくれない。

2024-05-14

[uSDX]

ハンダ付けは終わったものの

プログラムが1.02iのままだったので最新の1.02wにしたものを入れてみました。しかし動きません。結局、1.02x, 1.02wはだめなので、1.02iをテスト中は使うことにします。

1.02iの変更箇所は、

  • F_CPU を20040000(ATmega328のクロック)
  • F_XTALをSIモジュールの25000000(SIの基板にシルクしてある)
  • ROT_A・Bを入れ替え(※時計回りでVOLが上がるように)

したくらいです。

さてここからが不具合との長い戦いになるでしょう

今のところ以下のような不具合が出ています。

電源を入れると瞬間的にバージョン1.02iが表示後、

Reset settings.T

が表示され、エンコーダを押すとTが瞬間Rに変更した後、

A 7.074.00 USB T

という表示に切り替わります。

エンコーダは押すと右端がR、離すとTの表示になります。

Rのときはノイズが聴こえます。

右ボタン、左ボタンも押すとTがRに切り替わりますが、左ボタン+エンコーダでメニュー画面に入ると、右ボタンで元に戻れません入れません(ボタンをいじっているとたまにメニュに入ることがありますが、元に戻れないです)。

押して回すとVolの切り替えはできますが、押していないとRの表示になりません。

おそらく初期状態がRxであるべきところ、逆にTxになっていると考えられます。ファイナルは常温のままなので送信モードになっているわけではなく、PHONE出力とDP表示の問題のようです。

その他、半田ミス、プログラムを触るべき箇所が他にもあること、が推量できるのですが、どこをどう見ていけばいいのかが皆目見当がつかない状態です。

2024-05-11

新しい公園にチャレンジ

野川公園 JP-1273

以前運用したことのある武蔵野公園の野川下流域が野川公園で、広々としたキャンプ場などあります。なんと言っても、調布飛行場の滑走路の北側で飛行機が着陸する経路になっているので、真上を間近に飛行機が飛んでいくさまが見られます。

自転車でフラフラと廻って、トイレ、日陰、ベンチがある場所を見つけてQRV。

ところがメインチャネルすら入りが悪いところで、さすが国分寺崖線の下側だけあって、電波環境は最悪。今日は、太陽フレアの活動が盛んだとニュースでも報道しているくらいで、日本でもオーロラが見えるとか。

気を取り直して10mを聞いてみたら、北海道から浮き沈みがあるものの聴こえてきました。お声がけしてみると、「なにか信号は来ていますが、変調まったくありません」とのお返事。一応電波は届いているようです。

聴こえてきたのは、お昼前の時間帯で

  • JH8RJS 北海道紋別遠軽町 54
  • JF8FAZ 北海道小樽市
  • 7M4HXP ??
  • ?? 十勝浦幌町

この他、富士吉田市なども入感。こちらの出力が弱いのでしょうか、いずれも拾ってはもらえませんでしたが、今後に向けての希望は持てました。

この公園での運用は諦めて、直ぐ隣の調布飛行場滑走路のある公園に移動。

武蔵野の森公園 JP-1285

ここは野川公園と比べると樹木が少なく影になる場所はあまりありません。空港だけに空はとても開けています。

自転車で滑走路北側を巡っていると、滑走路を見下ろす場所にベンチが6つ並んでいて誰もいなかったので、場所確保しました。

世田谷や江東区など、西東京市にいるとあまり入ってこないところの電波が聴こえてきたので、順次お声がけしてQSO。

離発着もいくつか楽しめるので、交信に集中できないのは玉に瑕。

風が強くなってきて自転車がひっくり返るので、少し場所を変えて公園西側の入口(なぜか北門)の直ぐ側のベンチでCQを出したら、先日井の頭公園でお声がけいただいた局長さんから呼ばれました。

八王子城の局長さんともQSOできたので、場所を変えたのは正解でしたが、やはり開けている方向がかなり限られているようですね。

ということで、2つの公園での運用はActivationならずも、5月の気持ちの良い日和の野外運用を楽しみました。

2024-05-10

[uSDX]

導通テスト続き

JH1LHVさんの解説にしたがって、LCDとArduinoを接続して、バッテリを入れてみました。

しかしLCDが薄く光るだけで一応の通電は確認できたものの、ATmega328が正常に動いているようには見えません。

これはコンパイルか焼付に失敗しているに違いないと、改めてやり直してみました。

LCDはつないだまま、PCのUSBからArduinoのUSBポートと5Vの電源ポートにそれぞれつないだところLCDが明るくなりました。

つまり焼付に必要な電圧が足りていなかったかもしれません。

再度、Arduiono IDEから焼き付けましたが、やはり表示は変わりません。

原因はファームウェアだった

次に、uSDX.inoのバージョンを最新版1.02xではなくLHVさんが当初成功した1.02iを使ってインストールしてみたところ、きちんと表示されました。感動の瞬間です!!

さらにArduinoからATmega328を外してuSDX本体に移し、電源を入れてみたところ、メニューが表示されました。再び感動の瞬間です!!

ロータリエンコーダや左右のスイッチを触ってみると、メニュが切り替わります。これが想定された通りの挙動かどうかはまだ確認できてはいませんが、動作はしていることは分かりました。

6千行ちかくあるソースなのでどこが違うのかを判明するのは難しいですが、取り急ぎ大きな問題がないだろうという想定の下、このバージョンのまま進めていきます。

ICはソケットに差し込んでいるのではんだ付けしてにっちもさっちもいかなくなる状態ではありませんが、何度も抜き差ししていると足のピンが曲がって折れてしまう危険があることが分かりました。

ファイナルのハンダ付け

ハンダ付け作業としては、残すところMOSFET BS170だけになったので、全て取り付けました。

念の為、ブリッジがないこととGateが共通になっているところの導通は確認しました。

・・・と思ったら、フィルタのソケット着けてなかった(^_^;) 買ってもいないし・・・

メモ

JH1LHVさんは、version 1.02wを最新版として使われており、ロータリエンコーダの向きが逆になっている点の修正など加えられているようです。

自分は最初から最新の1.02xを使おうとして失敗。

ただし今後の機能追加などの対応には最新を使ったほうがいいのでしょうから、いずれこの最新版が改変なしに使えるようにしていく必要があります。

2024-05-9

[uSDX]

導通テスト失敗

GW終盤でようやくSi5351モジュールが届いたのでハンダ付けを再開しました。

背の低い部品からはんだ付けするという鉄則に関してちょっとした手順ミスがあり、レギュレータとステレオジャックが表面実装であることに後から気づき、ハンダゴテを差し込むときに周辺のパーツに当たることで傷をつけてしまいました。以後気をつけます。

テスターでDCジャックの正極と不極は絶縁されており電源周りの問題はなさそう。ということでスモークテストです。

12V電源を入れる瞬間は緊張します。

LCDが明るくなりました。半固定抵抗を調整して文字部分がうっすら色がつく程度に調整しておきます。

スピーカジャックにイヤホンを差し込んだら、ブーンというハム音が聴こえてきます。

なんとか息をしているようですが、肝心のLCDにメニューが出てきません。

Arduinoスケッチのインストールに失敗しているのかもしれません。

困ったぞ・・

やはりこれは省略できないステップだな

https://www.jh1lhv.tokyo/entry/2022/02/12/204356

2024-05-7

Si5351モジュールようやく着荷

帰宅したら届いていました。

まだテストしていませんが、動いてくれることを期待します。

2024-05-6

井の頭公園でPOTA

今日は連休最終日。

吉祥寺で小型船舶免許の更新講習があったので朝からお出かけ。

もちろんその後はPOTAで移動。

吉祥寺からは、前回アクティベーションできなかった善福寺公園か有名な井の頭公園が近いです。井の頭公園はアクトもハントも経験がないので、様子見で行ってみました。

予め地図を見て、池の周辺は窪地なので電波の飛びは悪いことを想定し、なおかつ連休で人も多いだろうと、西南側の三鷹市エリアを探しました。

ジブリ美術館の近くの競技場に程よくベンチがあり、しかもトイレと時計がついていて木陰になっていて、玉川上水緑道も直ぐ側なので2−ferでイケるという絶好ポイントを確信。

しかし人生甘くはありません。

今日は風が吹くたびに木が揺れて枝や実がパラパラと落ちてきます。昨日の様は虫攻撃はありませんでしたが、競技場の土埃も飛んできます。

さらに周辺に樹木が多いためかいまひとつ電波の飛びが悪く、CQを呼んでもなかなか拾ってもらえません。

そこで今日は思い切って自分からCQを出してみました。

するとポツポツと応答があり、OMさんからも「・・HzでCQ出している人がいるよ」と応援してもらったりのお陰様で無事Activation。

POTAハントされている方からも、井の頭公園は有名な割には運用している人が少ないのでQSOできたのが嬉しかったという声もいただき、今日は運用しがいのある一日でした。

2024-05-5

八国山緑地でPOTA

トトロの森として知られる八国山。

将軍塚が北の端にあり久米川の戦いの古跡として知られています。

尾根筋の西側は埼玉県。

かつて将軍塚から尾根筋を伝って西武園方面まで自転車を引っ張ったことがありますが、今日はそういう体力はありませんでしたので、麓をこぎながら西武園駅近くの丘の上に運用地を確保。

2mが入ってきたので呼んでみたところ59フルスケールということで、珍しいことです。

その後430に移りましたが、拾ってもらえる場所と拾ってもらえない場所がはっきりと別れました。

地形が影響しているのかもしれません。

運用中にウンカが飛んできて邪魔をします。虫除け対策が必須。

その後、自転車をこいで多摩湖堰堤まで行きました。

途中、西武線を横切るときに一番低いところまで下って、さらに一番高いところまで上がらないと堰堤にはいけません。

地図で見ると近い場所ですが移動運用の厳しさを味わいました。

堰堤についたら疲れがどっと出て、持っていったお茶も熱いままでがぶ飲みできる状態ではなかったので、境緑道を下りていき、東村山消防署でお鷹の道に入ってコンビニで休憩。ペットボトルのジュースを一気飲み。

そこからぼちぼち帰路へ向かうも、向かい風が強くてこぐのに難儀をしました。

八国山は5QSOでActivationできませんでしたが、次回の要領は掴めたはずです。

2024-05-4

一斉オンエアの日

フリラーの一斉オンエアの日らしく、特小でもやろうと、自転車に乗って西東京レピーターをワッチ。

時々チャンクが入るもののコールはなかなか来ません。

ぐるぐる廻って東久留米市の小山台遺跡公園に到着したので休憩を兼ねてレピータを呼んでみましたら、二局とつながりました。

交信ありがとうございます。

APRSは失敗

自転車に乗ってAPRSを久しぶりに運用してみました。

今日は高尾山の430MHz帯のレピータにアクセスしてみたのですが、2時間位運用したのですが、結果は全滅でした。

これまでAPRSに成功したことは2回しかなく(たいして回数もこなしていませんが)なかなか成功率は低いですね。やはりハンディ機での移動しながらの運用は厳しいのかもしれません。

AliExpressでスタンドオフを注文

ちょうどいいサイズのスタンドオフがないので、アリエクを探したら見つかりました。

大した値段でもないので大量発注(50個単位では必要はないのですが)。

2024-05-3

六仙公園でPOTA

今日は爽やかに晴れて空気も澄んでいるので公園で運用しようということで、六仙公園まででかけました。

いつものテーブルを見るとアンテナが立っておりどなたか先客がいるようだったので、邪魔をしないように別の奥の駐車場の横(スカイタワーがよく見える場所)に陣を構えました。

まずは10mを聞いてみたら、東南アジアの怪しい声が少し聞こえてきましたが、前回ほどではありません。ダイヤルをくるくるしていたら、日本語が初めて聞こえたので耳をすませると、電波が浮いたり沈んだり。

しかし急にクリアに聞こえるようになって、北海道紋別郡からのコールでした。早速、こちらからも呼んでみましたがやはり拾ってはもらえず。

東京コンテストもあるので2mや6mでもワッチしてみましたが、思いの外静かでした。どうもアンテナがよくないのかな。

むしろ430のほうが山の移動などで賑やかだったので、CQに応答しながら運用を続けました。

ときどき2mをワッチして3局ほどQSOできたので東京コンテストのログも提出しておきました。