運用日誌/2013-04-21

[6mDCS]

この週末は冬に戻ったようです。昨日から雨が降っており移動運用はあきらめ、6mDCSの続きです。

VXOに使っている36MHzの発振が安定しないので、トリマコンデンサを替えてみたりしましたが、どうも14MHzの発振とはRFプローブの動きも全く異なります。

もしかするとインダクタの問題かな。

いままでつけていたインダクタは27uHでした。確かに14MHzのインダクタと同じ物を使っていたのでは理屈の上からもおかしいので、手元にあった1uHのインダクタに替えてみました。するとどうでしょう。RFプローブがピクンと動くようになりました。10kHzくらいの変化幅があります。

ついでに36MHzのXTALに並列に20pFのトリマコンデンサを入れてみました。こうすると可変幅が広がるというのが今井OMのアドバイスです。実際は、ほんの少し変わりましたが、大きな変化はありませんでした。

さて、問題は動作しないリレーです。

よく考えずに9V作動電圧のリレーをつけたのですが、かかっている電圧は8V台のようです。これではたとえ抵抗を替えたりして工夫しても、バッテリ電圧が少し下がっただけで、リレーが作動しなくなります。これでは使い物になりません。

かといって8本足のリレーを二つも取り替えるのは至難の業です。

そこで、BitXで使われていた、入出の切替回路を使ってみることにします。部品は多少増えますが、わかりやすい回路なので、置き換えは難しくないでしょう(と期待しています)。

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さて回路図を眺めつつ、今井OMの「手作りトランシーバ入門」を見ていると、12Vの電源から470Ωを経て直接リレーに電圧をかけているのがわかりました。これだと、駆動電圧の不足にはならないはずです。

早速、回路図を書き換えて実態配置図も替えました。すると随分とシンプルになりました。

今日はハンダ付けをしながらひとつ悲しいことが。そうです。右目がかなり老眼になっていることに気が付きました。

道理で肩が凝るわけですね。