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  • Empirical Cumulative Density Function

累積的密度関数

例えば、売上の分布を見た際に、金額帯別の度数を眺めると、きれいな正規分布ではなく少額な取引に偏りがあり、高額になるほど著しく取引数が減ることがある。

しかし、監査においては取引量よりも金額の影響度が重要なので、一つの大口取引が全体に対してどの程度の変化をもたらしているかを知りたいことがある。

そのようなときは、取引をいわゆる「S字カーブ」のようにして金額を小さいものから累積して最高金額の取引までを加算しながらグラフの変化を見ると、全体観の中である取引(ないし金額帯)が与えている影響が視覚的に把握できる。

反対に大きいものから並べていくと、ロングテールなグラフになる。


Last updated 2015-07-11 | auditR (c) N.Nawata