昨日、SPKからの音が出なかったエレキーですが、半田ミスであることを想定して基板の裏側(半田面)をじっと見ました。
しかし目が悪くてはっきりと見えません。
そこでスマホで写真を撮って拡大してみることにしました。便利な世の中です。
そうすると数箇所に半田の盛りが甘いところ、ブリッジのようなところが見つかりました。そして決定的だったのが、外部スピーカ端子の一つがまったくはんだ付けされていませんでした。これでは音は出ませんね。
というわけで最初から半田をやり直し。このプロセスは完全性を担保するためには大事でしたので結果的にはよかったです。
試しに電源もモバイルバッテリからスマホの充電用のアダプタ(5V)に替えて再度挑戦。音が出ました!!
組み立ては基板がしっかりと設計されているので難しくはありませんでした。全部組み立てた後に、ネジが4本残っていました。あれれ??
液晶を固定するネジを付け忘れていましたので、再度ばらして組み直しです。
解説をよく見ると、LCDに足をつけるのではなく基板側に足を付けてLCDを載せるのですね。もう一つのスイッチ基板は逆でした。この辺は慣れてくるとわかるのでしょう。
こういうプロセスを色々やっていると、ものに対する知識が深まるので、後々の不具合のときも対応が楽になります。決して悪いことではありません。
TTKY01完成です!!
電鍵を繋いで打鍵したら音が出てLCDに文字が表示されるようになったのですが、コマンドキーが効かないことが分かりました。他のキーは動いているようです。
コマンドキーは他のキーとずれてはいますが、回路図を見ると並列で1kオームの抵抗を挟んで電圧差で作動するようになっているようです。なので、コマンドキーが効かないということはキーに直接つながる回路の接触の問題か、プログラム自体に問題があるかのどちらかですが、プログラムの問題はまず考えられないので、接触不良を疑います。
キーの基板は別につくって本体に載せる形になっているので、まずはキーの基板の抵抗値の変化をボタンを押しながら調べました。するとほぼスペック通りの抵抗値が出ているので、この基板は問題なさそうです。
次に本体基板の接触面を繋いでいるピンのはんだ付けを見ました。そのためにまた分解です(笑)。
ところどころ半田の盛りが少ないところが見られます。あぁこれか!と半田を盛っていきました。電源を繋いでテストすると、コマンドキーが効くようになりました。
パドルがほしい・・(笑)