データフレームのデータにアクセスする
最もよく使うので基本的な考え方をしっかり理解して応用を覚える
DF.obj[行の要素, 列の要素]
- もっとも基本的な方法は、行列の要素に、行番号、列番号をそのまま入力する。
DF.obj[2,3] これで、2行3列目のセルが表示される。
- 複数選ぶ際には、行、列の単位でベクトルで指定する。
DF.obj[c(2:5), c(3,4,7)] これで、2行目から5行目までのデータのうち、3、4、7列目のセルが表示される。
通常は、行列番号がわからないことが多く、条件式で抽出対象を指定する。
- 監査の際には、行(レコード)を選ぶ際には、列(表示項目)の条件で選ぶことが多い。
DF.obj[列の条件式, 表示する列のベクトル]
という使い方になる。
列の条件式は、文字列項目なら、一致、部分一致、含むなど。数字項目なら、等しい、大小関係など。
表示列ベクトルは、単純に表示したい項目をベクトルとして設定しておくと、いちいちコマンドに記入しなくてよいので便利。
たとえば、
表示列定義A <- c("日付"、"金額"、"科目")
とあらかじめ定義しておくと、表示する列ベクトルを一つずつ入力せず、表示列定義Aと入力するだけでよい。マークアップでプログラムを作成する際には使いたい。
Last updated 2015-05-21 | auditR (c) N.Nawata