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BBS-内部統制監査一般/3の変更点

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!![[現場の悩み|BBS-内部統制監査一般/3]] - なわ (2008年12月21日 21時34分40秒)
最近もっぱら困っているのが、若手に内部統制評価の基本的な考え方を再確認させなければならないことを改めて知ったこと。

・会計上発生した「エラー」とその原因である「不備」の区別が出来ていない。「XXの計上漏れという不備がありました。」と平気でレポートに書く。統制に何らかの瑕疵があることは確かなのだが、どこにその原因を求めるかは実は難しい。事故は往々にして複数の偶然が重なって起こるものだから、一つの原因に還元することはかえって対策を誤る可能性がある。
・会計上発生した「エラー」とその原因である「不備」の区別が出来ていない。「XXの計上漏れという不備がありました。」と平気でレポートに書く。統制に何らかの瑕疵があることは確かなのだが、どこにその原因を求めるかは実は難しい。事故は往々にして複数の偶然が重なって起こるものだから、一つの原因に還元することはかえって対策を誤る可能性がある。現実はそれすら出来ていないということになる。

・勝手にあるべき統制を想定してそれがないことをもって不備と決め付けてしまったり、会社に「改善」させたりする。まずは会社がどうやってリスクを軽減しようとしているかを聞き出すことが必要なのだが、それができていない。

これでは現場が混乱する。さあどうする。
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